幸せな3つの出来事(1/17)
(経営者の心構え)
今日、訪問したお客さんのところで、事務員さんと社長の確執に触れる場面がありました。
訪問した早々事務員さんから、社長に対しての苦言を私から伝えて欲しいとお願いされました。
その社長は、最近、オーナー社長に成られたばかりの方で、元々は、事務員さんと同じ社員だった方です。
従業員5人ほどの小さな会社ですが、前オーナーも二人の関係が良くないことをよく悩まされてました。
現社長は、私と同い年だという事もあり、親近感が湧くため、こちらとしても力になりたいという気持ちはあります。
社長自身も従業員さんといい関係を築くのは、仕事を取ってくるよりも難しいとおっしゃっていました。
いい人間関係を築いていくのは、関係が長いほどさまざまな出来事や思いがあり、一言では言い表わせないほど複雑な事だとは思いますが、
自分が同じ立場であれば、小さな会社でこれだけ人手不足と騒がれている時代に、自分の感情で従業員を排除してしまっては、これから先もずっとそういった悩みは消えないのではないかと思います。
そのためには、社長自身が考え方を変える努力をし、社長が困った時には、「わたし達が支えていくぞ」思える組織作りをしなければ、会社を存続させていくのは厳しいのではないかと思います。
(生産性の向上)
多くの企業は生産性を向上させようとさまざまな努力をされています。
業務の時間管理をしたり、無駄な業務をなくならそうとしたりしますが、ある意味それは真っ当な行為ですが、それが行き過ぎると逆効果なこともあると思います。
実際にあったことですが、時間を分単位で管理しようとして、それにかかる時間的な管理コストや重圧に耐え切れず従業員が退職してしまい、それで残った従業員に負担がかかり生産性が下がってしまいます。
それでもやり方を強行した場合には、職場が恐怖に支配されて、次第に従業員は会社に対して意見や不満を言わなくなり、自主性が失われ、機会損失が発生してしまいます。
機会損失というのは、なかなか気づかないものなので、それを減らすためには従業員満足度を上げていかなければ、解決しない問題でもあります。
よく、「お客様満足度を上げろ」という言葉を聞きますが、まずは従業員満足度が上がらなければ本当の意味でのお客様満足度が上がることはないと思います。
(しつけ)
今朝、仕事に行く前に下の子が、やめろと注意したにもかかわらず、上の子の頭を殴ったので、頬っぺたを引っ叩いて叱りつけました。
仕事に行く時、謝れと泣きじゃくっていましたので、ゴメンと言って出てきましたが、許さんと言って泣いていました。
気にはなっていましたが、夜、帰宅するとすっかりいつもの様子に戻っていました。
手をあげるのはいけないことですが、男の子はある意味たくましく育つものだなと感じました。